|
融資の手続きをする固定の店舗等を持たずに、申込者や債務者と携帯電話(PHS)で連絡をとり、喫茶店やコンビニの前等で落ち合って融資をする業者です。
道路脇のガードレールや、電柱、パチンコ店の駐車場に止めた車のワイパーに「無担保、無保証で即日融資、電話でOK」等の広告を貼り付け、申込者を募り融資する方法をとっている業者が大半です。又、090金融業者は貸金業の免許を持っていません。
申込者が借入れを申し込むと、氏名、自宅の住所・電話番号、勤務先の住所・電話番号、親族の住所・電話番号、携帯電話の番号等を聞かれ、融資が決まると、おおむね7日〜10日で1割以上という金利の契約を結びます。又、運転免許証、保険証等の身分証のコピーを取られ、支払いが滞ると親兄弟からも取り立てます。
1)自己破産、債務整理等をした人
2)多重債務者
3)アルバイト、パート、 仕事をしてない専業主婦や収入の少ない高齢者等
4)ブラックリストに載って正規の消費者金融会社から融資が受けられない人
警察からの摘発を逃れる為に、連絡先が090や080からはじまる携帯電話しか持たず、 その連絡先も他人や架空の名義で取得した飛ばし携帯電話、 悪質電話代理店での架空契約で取得した架空携帯電話、又は盗品の携帯電話等を使用しています。
*私書箱等を事業所の住所にしている業者が大半です。
喫茶店やコンビニの前等で落ち合い現金の受け渡しをします。又、架空名義で取得した架空口座や債務者等に銀行口座を作らせ不正取得した口座を使い債務者に返済金を入金させるケースもあります。
2004年1月1日からヤミ金融対策として改正された貸金業法の施行規則の中に、金融業者の連絡先として携帯電話番号を広告に掲載することを禁じる規定ができました。
ヤミ金融対策法詳細
|
|