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北海道の男性(28)は知らない業者から、勝手に男性名義の口座に1万円振り込まれていた。数日経ってから、業者から「延滞金を含めて2万円返済しろ」と言ってきた。男性は心当たりが無い為、業者から振り込まれた1万円を業者の指定する銀行口座に振り込んだ。しかし、業者からの執拗な取り立てが一向に止まない為、警察に被害届を出した。
東京都の男性(40)は知らない業者から勝手に男性名義の口座に9万7000円振り込まれていた。業者は約1週間後に男性に電話で30万円の支払いを要求した。
男性が支払いに応じなかった為、「火事には十分ご注意ください」、等といった電報を打って脅した為、男性は怖くなり警察に被害届を出した。
愛知県の女性(53)はある日、女性名義の携帯電話に電話があり、「通帳に振り込んだお金30万円を返せ!利息はいらないから早く返せ!」と請求があった。
業者は、女性の職場、父親の職場、実家の連絡先も知っており、それぞれに同じような電話があった。
振り込んだという銀行名、口座番号を聞いたが覚えがなく、銀行に問い合わせると通帳には、確かに同一業者からの振込があったが、金額は1万4580円。使っていない通帳であることがわかった。その通帳は、4〜5年前にキャッシュカードと一緒に無くしたものだが、まったく使っていなかったので、解約もせず放っておいたものだった。
その後、 業者から振り込まれた1万4580円を業者の指定する銀行口座に振り込んだ。しかし、業者からの執拗な取り立てが一向に止まない為、警察に被害届を出した。
福岡県の男性(32)は見知らぬ金融業者数社から、男性名義の口座に無断で金が振り込まれ始めた。
男性は自宅や携帯電話に取り立ての電話や電報が来るようになって気付いた。
ある業者は借入金3万円の名目で手数料を引いた2万7000円を振り込んできた。
男性が約1カ月後に気づいた時には、週当たり2万7000円の利子と元金の計10万8000円を請求してきたという。
他の業者も同様の手口で次々と男性に金を請求。
男性は14社から元金約29万円を借りたとして利息も合わせて計約62万円を支払った。(法定最高利息の約125倍の法外な利息)
被害にあった男性は以前、路上で男に話し掛けかけられ、かばんを取り上げられ銀行の預金通帳と口座番号を見られたという。
東京都の女性(62)は金融業者のダイレクトメールに自分の口座や住所、氏名を記入して借金の申し込みをしたが、必要なくなったのですぐに断った。その後、申し込みをした業者から「今回2万円入金したので、10日後に3万円支払ってください。」と連絡があり口座を確認したら、確かに2万円入金されていた。しかし、どこに返していいのか分からず、そのままにしておいたところ、業者から「指定する銀行口座に遅延金と含めて、明日10万円振り込め。」と脅迫の電話があった。女性は、2万円振り込み、警察に被害届を出した。
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