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秋田県の男性(44)は多重債務で、返済に困っていた時に折り込みチラシの「借金の一本化、低利融資」という広告を見て、その業者に電話で融資の申し込みをした。業者から、「あなたの信用性を見たい。クレジットカードを使い電気店で50万円程度の商品を購入して当方に送ってほしい。」と言われ、パソコンその他50万円分の商品を購入して業者に送った。すぐに口座に10万円が振り込まれたが、貸付については「審査が通らない」等と言われ融資されなかった。
島根県の女性(31)は新聞広告で、「低利融資」という広告を見て、その業者に電話で融資の申し込みをした。業者は「クレジットカードで電化製品を買ってくれば、換金する。その金で今までの借金を減らせば、融資を受けられる」などと偽って、クレジットカードを使ってパソコンやDVDレコーダーなど74点を購入させ商品をだまし取った。同社は同様の手口で、38都道府県の約230人から総額約1億6800万円分の電化製品をだまし取ったとみて詳しく調べている。
東京都の男性(25)は雑誌で低利を謳っている金融業者の広告を見て融資を申込んだところ、電器店でパソコン等の電化製品を50万円相当分購入して送付すれば8割で買取ると言われた。その後、クレジットカードで購入し、指示通り業者へ送ったが、翌日10万円入金すると言われた。約束が違うので抗議したが聞き入れてもらえない為、警察に被害届を出した。
東京都の男性(43)は新聞の折り込みチラシで「借金の一本化、低利融資」という広告を見て、その業者に電話で30万円の融資の申し込みをした。すると業者は男性を銀座に呼び出し、「信用調査の為」と言って29万円の
高級腕時計をカードで購入。その場で時計と引き換えに9万円を渡されたが、融資は 受けられなかった。
北海道の女性(30)はサラ金3社から150万円の借入れがあった為、雑誌で「借金の一本化」等を謳っている金融業者の広告を見て電話し、その業者に一括融資を申し入れたところ「パソコン2台、デジカメ1台を購入して送れば、それを換金して口座に振り込む」と店と機種を指定された。 女性は、クレジットを組んで購入した商品を送ったが、9万5000円しか振り込まれず、融資もされなかった為、警察に被害届を出した。
★現在でも買取屋は存在しますが、その数は減り、これに代わって「クレジットカードでお金」や「クレジットカード現金化」などをうたい文句にしている「クレジットカード換金屋」が流行しています。 |
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